今週の金曜日（8月25日）、ジャクソンホールの世界中央銀行年次会議が注目されます。連邦準備制度（FED）議長のパウエル氏や欧州、英国、日本の中央銀行の高官が発言します。

現在の焦点は、連邦準備制度（FED）がさらに利上げを行いインフレを抑制するかどうか、また「より高く、より長く」の金利期待が強まるかどうかです。もしパウエルがタカ派のシグナルを発信すれば、ドルは強くなる可能性があり、米株や金は圧力にさらされるかもしれません。逆に、利上げサイクルが終わりに近づいていることを示唆すれば、リスク資産は反発する可能性があります。